【東京鵺神流責縛塾】
ここ最近、ありがたいことに鵺神塾に来たいと言う問い合わせがそこそこありまして、嬉しい限りであります。
よく聞く意見としましては、実際何をするところなのか、どういった内容なのかわからないから中々最初の一歩が踏み出せないと言うものでした。
そこで、少しどのようなところなのかと言うことを書いてみたいと思います。
大きく分けて塾は次の通りになっています。
1・鵺神流責縛術教傳会(略して教傳会)
2・鵺神流責縛術稽古会(略して稽古会)
3・鵺神流責縛術黒帯会(略して黒帯会)
4・乱捕り会
まず1の教傳会というのは、主に鵺神流責縛術の教傳を行う会です。
平たく言えば教える会ですね。
教傳の段階はまず次のようになっています。
入門~初傳
↓
中傳
↓
高傳
↓
奥伝
このように進んでいくわけですが初傳では鵺神流の基礎となる考え方や縛り方、座学を含め基本をやります。
基本的には縄一本で出来る縛りを中心に多くても二本までしか使いません。
ここで基礎を固めて審査の後、合格がでたら次の教傳に進むといった感じですね。
初傳は縄1本~二本で縛りの基本を学んでゆきます
中傳は学んだことをベースに高手小手の完成を目指し、半吊まで学びます。
高傳は吊責めを中心に学んでいきます。
奥伝はちょっといえないんですが、私の秘密の技法を説きます。
ここまできたらもう、私とあまり変わらないので、すべて伝えましたと言う意味で、皆伝師範になるわけですねー。
まあもっとも、中々高傳まで大変な道のりなので、初傳~中傳が長く大変だと思われます。
教傳会ではそのレベルにあった教傳をしていきますが、どなた様でも初傳からスタートです。
2の稽古会ですが、こちらはわかりやすく言うのであれば、私を抜きにした自由な会です。
私自身が「練習」という言葉が色事の世界において使うのが好きではないので、稽古会とか実践の場と呼んでいます。
いわゆる縄会というものに近いのかもしれません。
入門される始めての方や、自主的に稽古したいもの同士が集まって自由にやる場です。
3の黒帯会は読んで字の如くなのですが、基本的に初傳合格後、中傳に進んだ人しか参加できません。
いわゆる、色々な縛りを研鑽する会で、そのときのテーマに沿ってやっていきます。
ちょっと高度な会ですねー。
4の乱捕り会はいわゆる私が居る縄会というかサロンのような会です。
教えるとかそういうのはなくて、縛ったり縛られたりする会です。
1と2が主な活動内容ですが、なんとうなくご理解いただけましたでしょうか?
あ、もちろん全ての会に共通する塾則はあります。
1、必ず同意の下行うこと。
2、事前にお話をして共同価値観を有すること。そこに思い違いがないようにする事。
3、他流を批判しない、他者を批判しない。
4、驕らず、妬まず、飾らず
5、写真や動画を撮るときには必ず当人の許可を取ること、周りに配慮すること。
上記が最低限守って頂くルールですね。
興味をもたれた方は遠慮なくお問い合わせください。